「DEOFACTOR® Antivirus」 新型コロナウイルスの不活化効果を確認

2021/05/20

抗ウイルス生地加工「DEOFACTOR® Antivirus」
新型コロナウイルスの不活化効果を確認いたしました!

 

高橋練染株式会社は、公立大学法人奈良県立医科大学医学部及び一般社団法人 MBT コンソーシアムへの委託研究の結果、薬剤を生地に含浸させる当社の抗ウイルス加工「DEOFACTOR® Antivirus」を施した生地の新型コロナウイルス不活化を確認いたしました。

当社が独自開発した「DEOFACTOR®」は、これまでインフルエンザウイルスやネコカリシウイ ルスに対して効果があることは実証されていましたが、今回抗ウイルス生地加工 「DEOFACTOR® Antivirus」を施した生地に対する試験の結果、 30 分で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が 99.98%以上減少したことを確認いたしました。

当社は、今後も多様なニーズに応えるべく、従来のファッションアパレル、医療、食品などのユニフォーム市場に加え、資材、 雑貨など専門職向けから一般生活者の商材向けなど幅広い用途で活用いただく事で、皆様に安心を提供出来ますよ うに、これからも精進してまいります。

詳細は下記のPDFにてご確認ください。

https://kokorocare.jp/assets/deofactor_antivirus/deofactor_antivirus-20210519.pdf

 


 

また、認定NPO法人 バイオメディカルサイエンス研究会 理事長 瀬島 俊介氏よりコメントを頂戴しております。誠にありがとうございます。

繊維製品には様々な目的に合致した繊維が開発されており、 日本の技術は世界でもトップクラスです。ウイルスによる感 染症対策もその1つで、私たちの身の回りには多くの繊維製 品があるため「抗ウイルス加工」繊維が使われると環境中の 繊維に付着したウイルス量を減らすことができます。 日本の経済産業省が中心になって「抗ウイルス加工」繊維の 効果を測定するための抗ウイルス試験法が開発され、その試 験法はISO18184プラーク法となり公開されました。 BMSAでは「抗ウイルス加工」繊維についてISO18184に 準拠した効果試験を行っています。 特に、高橋練染株式会社が製造・加工・販売されている 「DEOFACTOR® 」は優れた「抗ウイルス」効果が得られ、 いろいろな「抗ウイルス」分野で効果を示しています。 今日の新型コロナウイルスの世界的蔓延は想像すらできませ んでしたが、この技術がさらに発展し活用されることを期待 しています。

バイオメディカルサイエンス研究会(BMSA)とは 厚生労働省所管の研究機関の研究者によって設立された認定特定非営利活動法人です。現在は、予防医学とバイオセーフティ技術を基盤に感染症対策や公衆衛生分野における社会 的支援・啓発活動を国内外にて展開しておられます。