リビングの気になるニオイ対策

仕事や学校から帰った家族がくつろぐ場所、リビングの心地よさは家族のつながりを深め、1日の始まりとリセットの時間を作ります。
そこには、その家特有のニオイがあり、家にいると慣れ切って気付かないニオイも、外から帰ったり、不意に訪れるお客さまには敏感に鼻に届いたりするもの。あなたの家のリビングを一緒にチェックしてみましょう。
気になるニオイCheck!
自分の家のリビングのニオイ、気付いてますか?
- ソファに沁み着いたニオイ
- カーペットのニオイ
- ゴミ箱のニオイ
- ペットの糞尿のニオイ
- 何となくカビっぽいニオイ
- 締め切ったニオイ
- キッチンから漂うニオイ
- 室内干しの洗濯物が乾くニオイ
- 観葉植物の土のニオイ
リビングに入り混じるニオイ、気にならなくなっているニオイ、この機会にスッキリ、リフレッシュしませんか?
ニオイが発生する原因は?
私たちの鼻に届き、イヤな臭いと感じる多くは、「菌」が原因と言われています。
例えばソファに沁み着いたニオイ。汗や皮脂、涙、鼻水、ペット臭や食べこぼしのシミなど、いろんなニオイが混じったニオイかもしれません。汗や皮脂、ペットのおしっこなどは、乾く際に黄色ブドウ球菌と反応し、分解臭を発生します。そのニオイを臭いと感じているようです。
カーペットから発生する掃除機の排気口のような、雑巾臭のようなニオイは、モラクセラ菌の働きによるもの。
菌が原因で発生するニオイは、フローラルな香りや森林のような香り、お香などでごまかしても消えません。一瞬解消したような気がするものの、しばらくするとまたイヤなニオイを発生します。
イヤなニオイの元を断つことが肝要です。
リビングのニオイ対策
- 1日に最低1回は窓を開け、換気をする。
- カーテン、特にレースのカーテンはカビをチェックし、季節の変わり目などに洗濯、もしくはクリーニングする。
- 床は掃除機をかけるだけではなく、時々拭き掃除も心がける。
- 布生地のソファはマメに掃除機をかけ、ゴミやホコリ、髪の毛などを取り去る。飲み物や食べ物をこぼしたり、ペットがおしっこをもらしたりしたら、拭き取るだけではなく、水スプレーをして乾いた布に吸わせ、ドライヤーで乾かす。
- 革のソファはきつく絞った布で全体を拭き、乾いた布で仕上げ拭きをする。
- カーペットは可能であれば、時々屋外に干して日光消毒をする。
- 観葉植物は水やりに気をつけ、水受け皿にたまっていたら一度捨て去り、再度敷く。土の表面に小さな虫が動いていたら、換気をしながら防虫剤をかける。
- 洗濯物などは、できるだけリビングに干さない。屋外やベランダ、換気扇を回し続ける浴室などに干す。
- ゴミ箱は蓋付きのものを使用し、何日もためずに小マメに捨てる。
- ダイニングキッチンとつながっているリビングは、食事後の片付けを速やかに行う。「キッチンの気になるニオイ対策」も参考に。
- ペットはおしっこ習慣を徹底し、トイレの後処理を小マメに行う。
清潔で清々しいリビングで、快適な日々をお過しください。