キッチンの気になるニオイ対策

おいしい香りと温もりあるキッチンは、家族の元気をつくります。しかし、時に「あれ?」「何のにおい?」と気になるニオイが残っていたら‥‥
キッチンの気になるニオイを何とかしたいと思ったことがある方、自分でできる対策を習慣にしてみませんか。
気になるニオイCheck!
皆さんに聞いたキッチンのニオイ、思い当たりませんか?
- 排水口のニオイ
- 腐りかけた野菜のニオイ
- 生ゴミのニオイ
- カレーや焼き肉など、料理の強い残り香
- 冷蔵庫の微妙なニオイ
- 余った料理のにおい
- 食品収納庫を開けたときのカビ臭
- その他、何とも言えない微妙なニオイ
キッチンにこもるイヤなニオイ、ちょっとした心がけで解消されます。頭でわかっていること、改めて復習しましょう。
ニオイが発生する原因は?
私たちの鼻に届き、イヤな臭いと感じるニオイの多くは、「菌」が原因と言われています。
例えば生ゴミのニオイ。魚の内蔵やニンニクなど元から強いニオイを発するものは別として、野菜クズや残飯などがニオウのは、黄色ブドウ球菌の働きで分解臭を発するから。
例えば、排水口がニオウのは細かい生ゴミのかけらや油汚れが残っていたり、それらが腐敗して悪臭を放ったりしています。
ただようニオイ対策
- 調理中は換気扇を回す。調理後もニオイがこもっているようであれば、換気扇を回したり、窓を開けて換気をしたりする。
- 調理台や食卓テーブルに食べ終えた汚れ物をそのままにしない。食べこぼしや、調理中にこぼれたものは速やかに拭き取る。
- 生ゴミ等を入れるダストボックスのは、直射日光が当たらない冷暗所に設置する。ゴミが少量でも、指定日に忘れずに捨てる。
- ビニールゴミや食品トレイ、牛乳パックなどの資源ゴミは、清浄にして乾かして、ゴミ出し日まで保管する。
- 天ぷらを揚げたあとの油は、冷めたら油濃し紙を通して瓶などに保管する。天ぷら鍋に蓋をしたまま何日も置くのはNG。
シンク回りのニオイ対策
- 1日の終わりに、シンクを洗う。生ゴミはしっかりと水切りして、ビニール袋へ。口をしばって古紙などで包み、ダストボックスへ。
- メロンやスイカなど、ショウジョウバエがきそうなフルーツの食べカスなどは、水気を切って早々に処分する、
- 排水口は毎日洗う。ゴミを受ける狭い溝に詰まったクズはタワシや古歯ブラシを使ってかき出す。茶渋のような汚れは週1ペースで重曹に浸してキレイに。
- 旅行や出張などで台所を使わない日が続くときは、排水口に蓋をしてニオイが上がってこないようにする。帰宅したら、まず水を流して雑菌によるニオイの原因を流し切る。
冷蔵庫や食品収納庫を小まめにチェック
- 冷蔵庫に入れた残りもののタッパーや、野菜室は定期的にチェックし、食べるのは危険と判断したものは、適切に処分する。
- 定期的に冷蔵庫内の食品を出して、庫内を清掃する。除菌剤・抗菌剤に浸したクロスで拭くと効果的。
- 食品収納庫の醤油や酢など使いかけの瓶は、口をよく締めて、液ダレなどそのままにせず、拭き取って収納する。
- 食品収納庫内の梅干しやラッキョウ、味噌など、ニオイの元となりそうなものはカビさせないように注意する。
- 賞味期限、消費期限が過ぎた食品は、いつまでもそのままにせず、食べられないと判断したら速やかに処分する。
- じゃがいもやサツマイモ、カボチャなど、常温保存の野菜類は冷暗所に保管したまま放置しない。芽が出たり、カビたり、腐り始めたりするので注意。
- 食品を安売りしていても、必要量以上を購入して溜め込まないようにする。
わざわざ他人から言われなくても気付くことばかり。だけど、毎日キレイな状態をキープするには根気とやる気が必要です。自分一人でやるのは大変だから、家族にも手伝ってもらって、気持ちよく快適な暮らしができたらいいですね。